タイトル：花色へプラグラム
メーカー：Lump of Sugar
期待値：80
レビューというより感想
Lump of Sugar最新作で10月発売勢の中ではかなりの猛者ではないかなと。ランプといえばハログ当たりからどうも風当たりが強い感じですが今作はどうなるか。萌木原ふみたけ氏とランプとくればある程度安心感とかはあるのですがはてさて
あらすじ
夢に出てくる謎の少女から故郷の御式村に戻ってくるように感じる。浪江久也はそんな夢を見るようになり10年ぶりに東京から生まれ故郷に戻ってきた
そこは昔と大きく変わらず、しかし確かに色々なことが変わった故郷があり懐かしい友や新しい人達との出会いもありこうして懐かしい村での生活が始まりを迎えた
しかし、そんな中彼は幼馴染が全身を光につつむ姿を目撃してしまいそれをきっかけに御式村で起きている事件に対して深く、関わっていくことになる
作風は一見して分かる和の作風。全体的に背景や曲から出てくるのは落ち着いた村というイメージ。そして逆にキャラは全員騒がしいという対比になっているのも面白いところかな
素直な萌えゲーであってくれれば期待通り、それではいつもどおり細かい内容は下記から。ちなみに公式サイトで公開された物です。
システム関連はだいたいいつもどおり。見にくい。デザイン性重視といえばそれまでですけどこれは項目配置も微妙でちょっと分かりにくいですね
何か特別変わったシステム等はなし。分かりにくいですが不足している機能はないんじゃないかな。全体的に重いかなぁシステム関連。このあたりってずっと変わらないですね。
それと文字ウィンドウが狭いような気がしますかね。小さくまとまっているといえば良い意味になりますが。まあ小さいです、画面の邪魔しないようにしてあるようです
キャラそれぞれはどれもこれも騒がしめですかね。言いましたが村の雰囲気とは違った集団ってことを表したいのかな
キャラ個別のページから予想していたのとは良い意味でどのキャラも違う印象を受けるんじゃないかなと。特に明日香でしょうかね、サイトではお嬢様系を想像していたのですが実際にやってみればもっと身近な口調ですしそれでいてよい性格。あとは御湯利が可愛い、そうぞう以上に可愛い。対して喋ってないのに可愛いと、まぁキャラ可愛いで見れば問題はないでしょう。
主人公はバカ系かなと思えるのですが会話の掴みで見ればそれだけですけどなんだかしっかりしているところはありますので中盤あたりのストーリーがしっかりしてくる頃にはそれに合わせたキャラになってくれているかなと思います
数少ない都会人っていう設定も何らかで生かして欲しいところ
ストーリーは本当に謎解き物かな。体験版で2回ほどヘプタグラムの行動をしていますが両方共神様を呼んでからの推理をするというところ。伏線があってガチな謎解きというよりは物語中のイベントとしての扱いですね
体験版パートでは御湯利を呼んで終わるのですがそこからはまた事情も変わってきそうですがそこは製品版のお楽しみってところになりますか、何にせよシナリオ面でみれば難しいことなく、多少のストーリーに起伏がある程度なんじゃないかなと思われます
何か激しい物語を期待するのはお門違いで緩い萌えゲーなら今作にも期待できるのではないでしょうか。何か特筆することもなければマイナスについて言うことも無いといった作品でしょう
Lump of Sugarに対して萌えゲーを望んでいるなら今作はそれに応えてくれるのではないかなという点と萌木原氏原画というのは魅力ですのでいつものランプになったという作品だと思われます
良くも悪くも普通の作品といったところのはず。気になるところは結構でてくるので体験版をやってキャラから魅力を感じたなら前作、前前作のような中途半端なシナリオとかではなく比較的落ち着いたストーリーで楽しめるのではないでしょうか
過度な期待は持たず、いわゆるそこそこ面白い作品程度での期待をさせてもらいます
