タイトル：ウィッチズガーデン
メーカー：ういんどみるOasis
期待値：95
ういんどみるOasisより10周年記念作第2弾、『ウィッチズガーデン』のウェブ公開体験版の感想レビューとなります。
こ～ちゃ氏によるういんどみる最新作ということでういんどみる導入が『はぴねす』だった自分としては非常に楽しみにしていた作品ということもあり色々と補正がかかっているのですがそれを差し置いても今年賑やかしてくれるであろうと思っています。
今作での魅力は世界観、キャラ、音楽などもありますが恐らく一番の注目はE-moteでしょう。こちらはまた別の記事で扱ったので割愛させていただきますが只の紙芝居じゃない、動くエロゲだ。という魅力に対しても伝えていければとおもいます。
さて、あらすじ
城壁に囲まれた街、風城。そこにはまるでお伽話の中に迷い込んだのではないかと錯覚する程の異国情緒漂う世界が広がっていた。
そんな世界に主人公、有馬洋輔は風城学園にこの春入学した。そこで彼を迎えたのは赤い髪をした1人の魔女。初々しい洋輔を見て魔女は告げる
「ようこそ、“魔女”の庭へ……」
風城を舞台に1人の少年と4人の少女達は恋という新しい世界へと歩き出す―
我ながらこれはいい出来じゃないかな？雰囲気出ているよ！多分
ということでいつもどおり下記からになります
システム関連ではe-moteは別記事参照で。前と特に代わりなし
機能も過不足なし、ただところどころオミットされているようでモブ音声とかには製品版期待
主人公は好印象。街に外から来たという設定を生かして上手く引っ掻き回すことができれば良いかなという期待を持てる感じです。後は莉々子関連で剣を使えるというのがあるのでここをどう使うのかというもの気になるところ。
良い主人公だと思います。なにか抜けているとかでなければ空気が読めないわけでもなく好青年で何やら尖った点も持っているようですしヘタレなければという感じ。まああの莉々子の弟君という設定なので本当にしっかり者というところです
ヒロインズはなんというかあやり推しが凄いかな。まあ導入で体験版なら仕方ないかなとは思うのですがどこに行くにしてもセットなのがちょっとクドイように感じるってところです。
莉々子は良い感じに絡んで来ていますけど水澄あたりは接点が弱いかな。今のところでは水澄目当ての方に対しては不安なところ。大丈夫だとは思いたいのですがなにせえくれあとセットなのも込みで水澄自体の印象が薄いです。えくれあは良いのだけどね。
シナリオ面はアバターとしての役割ってのを重点に置きたいのかなというのが感じられたところでしょうか。アバターだけではなくそこにいる意味とかなのか。人から見られる事っていうのも結構意識していますので恐らくそういった存在とかいうのが本質にあるのかなと思いました。これは本当に勝手な考えです
そういったのを感じた意味では世界観への作り込みはなかなかの物。異国情緒と言っていますが既存の世界観をことごとく省いています。それこそ室内の様子や私服の方では一般的なものですが見える部分には現れていないのもこだわりの点ですね。
終盤にかけて重い話になる予感はしますがキャラ関係の魅力が高いだけにそれについてこれるようなシナリオを期待したいところです。
体験版ではあやりと涼乃のHシーンが一通りやると開放されます。それぞれ1回であやりは初回プレイを、涼乃はフェラのみです。テックジャイアンとPUSH!!にも体験版付属とのことなので莉々子、水澄はそちらの方で収録されるんじゃないでしょうか
さて、総じて“楽しい”作品です。作品スレで言っている方がいましたが「3Dを2Dに近づけるのではなく2Dを3Dに近づける」というのは確かにその通りですね。前者は色々と試行錯誤されていましたが今後はこの技術展開がどう進歩するのかというのが楽しみであり、実際に導入されるとここまで変わるのだということも知れる作品です。
今までにはなかった演出を楽しむ作品。それこそこの作品で言っている新しい世界への一歩になるであろう作品です。製品版に期待です。
ところでこの莉々子が可愛い過ぎませんかねぇ！
